Orchestra Concert Tour Beautiful Symphony2006.12.10 人見記念講堂





20th Anniversary Orchestra Concert Tour Beautiful Symphony Final





10月15日から札幌での初日をスタートした今回のツアー。

また、ファイナルに参加出来たのは家族の優しい気持ちのお陰です。

「今からでも、チケットが買えるなら、行って来い。」と言ってくれました。

とってもありがたく、本当にいいの?と、思いながらも行きたい気持ちが優先してしまいました。

人見記念講堂の前に着き、お会いしたかった方達とも会う事が出来ました。

お席にも、沢山の方が尋ねて来てくださいました。毎回、思うことですが本当に嬉しいです。


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最初のファンファーレ!始まりました。その、瞬間から気持ちが高まりました。


と、同時に、、何故か家族の顔が浮かびました。



初日では、気がつかなかった音が今日は聞こえました。目からも入って来ました。


札幌ではバイオリンやホルンの方が目について、見られなかったハープの音を奏でる瞬間も見られました。

あの緊張感がひしひしと伝わって来た初日。

本当に、1曲ごとにお水を飲まれ・・その緊張感が私達客席にまで連鎖したくらいでした。

一部は、息が止まるのでは?くらい、息をするのも忘れたくらい私も緊張。

今夜は、コ永さんご自信もまるでオーケストラサウンドを自在に奏でるマルチプル・コンダクター!

とってもリラックスしている様に見えました。

人見記念講堂は「クラッシックの世界では名門」な会場だそうですね。

『輝きながら』の出だしは、、ミキサーのせいでしょうか?音が被って聞こえた様な・・(私の耳のせい?)

途中からは、気にならなくなりましたが。。


コ永さんは、この2年間がとても忙しかったこと・・

「とにかく仕事してましたっ!」と仰ってました。

本当は、このファイナルで終わって海外にでも逃亡しようと思ってたそう。紅白がありますものねぇ。

この、ファイナルが2000人しか入らない会場だという事で、会場内は殆んどがファンクラブの人。

一般の人がを買えたのは奇跡的なくらいと・・(後から、買えた私は幸運なんですね。)

「ぜひ!価値のある今日この一瞬!一日を、思う存分堪能して!感じて帰ってください!」

素晴らしい演奏と素晴らしい歌声に、至福のときを過ごすことが出来ました。


『BIRDS』はオーケストラアレンジで、今一度聴いてみたい曲です。

本当にステキなアレンジでした。好きな曲なだけに、感無量でした。

『レイニーブルー』やっぱり、この曲はオケアレンジよりも、いつもの方が私は好きかなぁ。


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『happiness』を歌われる前のMCには聞き入りました。

20年の間に、辛かったこともあったけど、ファンのみんなの励ましがあって、ここまでやって来られたと思っています。

時には期待通りでは無かったり、期待しては裏切られて落ち込んだり、

そんな繰り返しだったと思うけど、それが人生なのかな?って思います。

色んな事を学ぶ為に僕達は生まれてきたのかな?みんなが優しい気持ちでいられればいいのにね。

当たり前のことを言われているのに・・何故かこころに入って来ます。

そして、歌が。そして、鳴り響いた拍手。最後の一音まで聴いての拍手だったと思います。

素晴しい瞬間でした♪感無量。


『恋をしてゆこう』のアレンジが変わっていました。

急ぎ足では無い恋でした。しっくり聴くことが出来ました。(急ぎ足は、しんどいですもんね。)

紅白で歌うであろう曲を・・と、『壊れかけのRadio』

「なにも聞こえない♪♪♪」♪♪♪の部分ももっと、優しい囀りになってました。


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静かに、食い入るように(コ永さんが仰ったお言葉)聴き入った第一部。

さぁ!二部が始まりました。


『夢を信じて』で、迷うことなく一気に立ち上がった様子を見て〜


一部は、ファイナルらしからぬ、まるで初日のような・・やっと、元気になりましたね。って。

でも、今日の皆さんはメリハリがあってよいですね。と。

『Wednesday Moon』 ウェンズデー♪〜〜キャーーー!!!という気持ちには成れず。。

前の方のお席からでは〜皆さんの感極まった様子が声がとっても遠く感じ・・何だか、疎外感が・・

この時は前の方に、飛んで行きたくなっちゃっいました。

セクシーで最高!パラパラと戸惑いながら立ちはじめた初日が嘘の様です。

歌われてるときは一度も望遠鏡は使いませんでした。

曲の間中ずっと続けられる手拍子が、遠くで〜二人を〜♪ でピタリと鳴り止みました。(流石ですね。)

『Revolutino』の時もです。 ファンクラブの方が殆んど買い占めた?(コ永さん曰く・・)ライブですね!


会場に向けて「コ永英明は皆さんのものですから」 この言葉に感動。感謝。感涙。

「20年・・アルバムが売れなくてもライブの動員が安定していた時代には、どの会場に行っても同じ顔ぶれ。

私の周りにはコ永さんのファンがいませんって言う人が多かったよね。

でも今は、あなたコ永さんのファンじゃなかったっけ?なんて言われるようになったでしょ?」

なぁ〜んて、お茶目にお話しされていましたが、

「本当に感謝しています。皆にも、家族にも、本当に・・・」 言葉を詰まらせていました。


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そして歌ってくれた『あの日にかえりたい』

ステージの照明が、天使の羽の色を黄色からオレンジ。黄昏て行く感じ。この場所だから気がついたのでしょう。  

あの頃を、懐かしくあの日に戻りたい。出来ることならば・・と、思う事もある。

でも、そんな日々があったからこそ、、今があるという思い。遠い日をただ、懐かしむだけでは無く・・

どんな時も優しい自分でいたいんだけど、どうしても許せないことや、我慢できないこともあるよね。

ファンのみんなはずっと僕を守ってくれたし、僕もずっとみんなの「味方だよ」

穏やかな言い方、で、優しい言葉。。泣きそうでした。

今まで、聞いた「一緒だよ」とか「愛してる」とかよりも、素敵なことばの響きでした。


やっぱり『もう一度あの日のように』は、最高でした。

最後は雄叫び付き。でしたよぉ♪オケの音を忘れるくらい。圧巻でした。

ドラムも力強かったです。(山木さんの叩き方・好きかも。)


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みんな、立ったまま迎えたアンコールに、「立ったまま聞くの?いいよ、座っても。」

何だか、前の方の方に囁く様に言ってました。優しい言い方。

「座って聞きたい人もいるでしょ?、、どっちでもいいよ。」

コ永さん、座って欲しかったのかなぁ? 「隣りの人が座ってって言ったら、じゃあ座ってあげて。」

正直、私はこの時・・前の男性に座って欲しかった。

まっすぐ、立たれてるだけならば、、仕方が無いって思うけれど、

動くのです。何かを探したり?前かがみになったり;;また立ち上がったり・・

小さな私はその度に角度を変えて何とか見える様に斜めに立ったり・・でした。

2008年の後半には「僕は、とてつもない人間になってると思いますっ!」 また「有言実行」されるのでしょうね。


『雪の華』歌声。少し擦れた様な、、感極まった様に聞こえたのは、 今夜がラストだからでしょうか?


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20周年の想いのたけをこめて歌います。ああ。『LOVE IS ALL』だ!終わるんだなぁ。という想い。。

両手を大きく広げて、タクトを振る竹本泰蔵さん。彼も終わりを寂しくも愛おしく感じている様でした。

それに、乗る歌声。一体感を覚えた瞬間。鳴り止まない拍手。素晴しい感動です。


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そして竹本さん。オーケストラの方達をも巻き込んでの、三本締め。 一生忘れられないでしょう。

また、鳴り止まない拍手。もう一度登場して欲しいというみんなの想いがいっぱいの手拍子。

素晴らしいひととき。贅沢な時間を頂きました。

終演の館内放送が流れてても鳴り止まない手拍子。会場の一体感。 忘れられないファイナルになりました。


残念ながら、ファイナル恒例?のサプライズ一曲は無かったけれど、仕方が無かったのでしょう。

一番後ろ側にいた私は、係りの方がイヤホンで「会場から早く出す様に。」と支持しているのが聞こえて来ました。

20周年記念ラスト。今日が完結の日。その会場にいられた私は幸せです。

札幌の時とは、ぐっと変わってオケとのコラボが完成されていました。

伝わって来るのは緊張感では無く、もう、次を見つめている徳永さんでした。


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帰りは、前回もご一緒したコ友さんと美味しい中華料理を食べに行きました。

楽しい時間を、過ごすことが出来ました。 ありがとうございました。


私にチケットあるよ!と、言って来て下さった方がいて、急きょ参加。行けることになりました。


お席はずっと後ろでしたが、今、思うと、それで良かったと思っています。 耳も良く聞こえなかったし・・

これまで見えなかったステージ全体が見渡せ、メンバーさんもしっかり見えましたし、

今回のテーマの天使の羽の色が変わっていくのまで見られ、目でも楽しめて、

ファンタジックな世界にすっかり填って至福の時を過ごすことが出来ました♪

コ永さん。そして、東京フィルハーモニーの皆さん。竹本泰蔵さん。メンバーさん。スタッフの皆様。  

ありがとうございました。 今回は、最後に「ありがとう!」と言葉に出して言えなかったので、、ここに記します。


そして、世界へ羽ばたこうとしているコ永さん。

これからは、もっとボイストレーニングなどで束縛される時間が増えるのでしょうね。

程ほどに、お好きなサーフィンも楽しんで欲しいです。

今回もやっぱりレポではなくて、私の想いと感想でした。

最後まで読んでくださって、ありがとうございました m(__)m





PS..追記(紅白初出場のことを喜ばれていたことを書き加えます)



紅白の話も♪ 去年、スキ歌でファンが一生懸命になってるのを知って、前回はダメだったけど、

「また頑張ろう!」って励ましあってるのを知って、「僕も本気になろう」って思ったって。

紅白!初出場〜♪

本当におめでとうございます!今年はそう思えます。(去年は、出て欲しく無かったです。)


そうそう!

今年は北島三郎さんの後ろで、お神輿でも担ごうかなぁ・・と(マジですか?←こころの声)

ニューミュージック系の人は、そういうのをバカらしいから出ないって言う人が多いですけど、

僕は堂々と記者会見もでましたから!はっぴでも着ようかな〜なんて・・仰ってました。


そして、「Music Lovers」をホテルのお部屋で観られたことも幸せなときが今一度という時間でした。